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銭湯に行くと、日常の中で非日常を味わえるのでオススメ

皆さんは銭湯行ったことがありますか?
ボクは銭湯が好きなので、ふと思い立ったときに行きます。

今回はその銭湯の魅力を少しお伝えできればと思います。

銭湯の現状

銭湯の現状について少し調べてみました。

全国の銭湯(一般公衆浴場)の数は、昭和60年が13,787施設あったのに対し、平成19年では6,005施設と半数以下になっています。

参考:公衆浴場業(一般公衆浴場)の実態と経営改善の方策
   ※厚生労働省が平成21年に作成

1施設あたりの入浴者数(1日)も、昭和60年の256人から、平成19年の126人とこちらも半数以下に減少しています。
※東京都の施設が対象のデータ

また、経営者の年齢層がかなり高く、50歳以上が93.4%で、その中でも70歳以上が1番割合が多く36.5%になっています。

後継者の有無データでは、後継者がいると答えた施設が43.1%となっていて、半数以上の施設が後継者がいない結果となっています。

その他のデータ(売上についてのデータや、建物の老朽化に関するデータなどなど)を見ても、明るいデータはありませんでした。


銭湯の魅力

上で説明したとおり、銭湯に行く人の数は年々減少しています。

確かに、家にお風呂がついていて、且つシャワーだけでOKという最近の人は銭湯に行く理由が分からないかもしれません。

ボクの家にも勿論お風呂があって、お湯を沸かして入ることができます。

でも、銭湯に行きたくなります!!

最近行った中では、西荻窪の天狗湯が良かったです。

西荻窪で「像・パクチー・銭湯・ビール」な1日

1週間毎日行っていた時もありました。(給湯器の故障で・・・)


京都に1人旅に行ったときも、夜風をあびながら鴨川沿いを30分テクテク歩いて銭湯に行きました。

下の写真がその時行った銭湯「サウナの梅湯」

外観もそそられます。帰りも30分歩いて帰りました。

ボクが銭湯に行く理由を考えてみました。

気持ちいい
 大きなお風呂に入ると単純に気持ちいいです。
 変わり湯がある銭湯では、定期的にハーブ湯やゆず湯など、お湯の変化も楽しめます。

ー 建物が素敵
 銭湯は古い建物がほとんどなので、建物自体を楽しむことができます。
 外見ももちろん、中に入ると時がとまったようにレトロな場所もあります。

ー その土地の文化に触れている気がする
 昔からその土地にあって、近所の人の生活の一部となっているような場所に行くと、その土地の歴史や文化に触れている感じがして、なんともいえない気分になります。
 そんな場所、他にはあまり無いのではないでしょうか。

ー 裸の付き合いができる
 友だちと行くこともあるんですが、銭湯に入りながら or 入った後の会話はいつもより弾んでいる気がします。きっと裸の付き合いをしたおかげです。

 まだ心の距離が近くない人といったら、一気に縮まるかもしれません。
 その距離感の人をどうやって銭湯に誘ったらよいかが悩ましいですが(笑)

ー 非日常感を味わえる
 はじめての銭湯に行くと、ワクワクします。
 どんな湯船なのか、ペンキ絵なのか、温度はどんな感じか・・・。
 この感覚は旅に似ています。日常の中で非日常を味わう感覚は格別です。
 馴染みのない土地の銭湯に行くならなおさら。

あと、自分は妻も銭湯が好きなので、それも理由の1つですね。

観たら銭湯に行きたくなる番組

次に銭湯に行きたくなる番組を2つ紹介します。
全話観終わったら、絶対に行きたくなっているはず!!

昼のセント酒
銭湯物語 〜まだ間に合う昭和の風景〜

昼のセント酒

1つめが「昼のセント酒」

サラリーマンが昼から銭湯に行って、その帰りにビールとオツマミを食べるという自由すぎるドラマです。

大泉洋さんが所属している演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーの”戸次 重幸(とつぎ しげゆき)”さんが主演です。

親しみのもてる演技で、見た後は体が銭湯とビールを欲してしまって大変です。

Amazonビデオ(プライム)でも観れるのでぜひ御覧ください。


銭湯物語 〜まだ間に合う昭和の風景〜

2つめが「銭湯物語 〜まだ間に合う昭和の風景〜」

ボクが大好きなキン・シオタニさんがナレーションをつとめています。

神奈川県の銭湯を紹介している番組です。

銭湯の美しさと、その歴史を知ることができます。

こんなに銭湯を美しく記録している番組は他にないと思います。

銭湯に行こう!!

皆さん、銭湯に行きたくなりましたでしょうか?

・・・

やっぱり、初めて銭湯に行くのは少し緊張しますよね。

「東京都浴場組合」さんが、はじめて銭湯に行く人向けにHowToを公開しているので、一度見て行くと良いかもしれません。

はじめての銭湯

銭湯に入るところから、湯上がり後の散歩まで丁寧に解説されています。

あと、銭湯には厳つい人(背中に龍が昇っているような)がいるイメージがあると思いますが(ボクは少しありました^^;)、今のところ出会ったことはありません@東京。

タオルや石鹸も、数百円で買ったりレンタルすることが可能なので、手ぶらでも行けます。(ボクはタオル&石鹸を持って行ったことはありません)


おわりに

銭湯は日本の大切な文化なので、残っていってほしいと思っています。

1度なくなってしまった文化は、復活させるのはかなり難しいので。

この記事で少しでも銭湯に行く人が増えれば幸いです。


PS.
海外の人が銭湯に行く敷居を下げることで、少しは改善すると思うのですがどうなのでしょうか。お台場の大江戸温泉物語 外国の観光客だらけだし。


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