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【祝Notion APIパブリックベータ!!】NotionとGoogleカレンダーを連携しました。Zapierで。

NotionのAPIがパブリックベータになりました!!


タスク自動化サービスのZapier(ザピアー)にも対応しているので、Googleカレンダーの情報をNotionに連携してみました。

具体的にはGoogleカレンダーに予定追加があったら、Notionのデータベースを更新します。

スクリーンショット 2021-05-15 13.33.56

設定の流れ

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事前準備

○Zapier

Zapierのアカウントを作ります。


○Notion
▷下記URLからIntegrationを作成しトークンを入手します。

"New integration"から作成。

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好きな名前で作成します。Workspaceは自分のNotionのWorkspaceを指定。

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作成完了するとトークンが入手できるので、”Show”をクリックして表示→値を控えておきます。

名称未設定

▷Googleカレンダーと連携するカレンダーを作ります。

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Googleカレンダーの”説明”の情報を入れるためのプロパティを追加します。


カレンダー説明

 

今回は"Descripstion"という名前で追加。

Notionカレンダー設定


作成したカレンダーをAPI経由で変更する権限を付与します。
"Share"から作成したIntegrationを指定しInviteします。

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Zapierの設定

"Dashboard"からWorkflow(各サービスの連携設定)を行います。
※Zapsページからも作成できます

以下を選択。

Connect this app.... :Googleカレンダー
With this one!      :Notion

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○Googleカレンダー設定(Zapier

以下を選択。

Trigger Event:New or Updated Event

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Googleカレンダーのアカウントを選択。

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対象のカレンダーを選択。

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"Test trigger"で接続テストが可能です。

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○Notion設定(Zapier

次にNotionの設定です。以下を選択。

Action Event: Create Database Item

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”Sign in to Notion”をクリック。

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下記画面が表示されるので、事前準備で入手したトークンを入力します。

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下記画面が表示されるので、以下を選択し”Continue”をクリック。

Database:Calendar

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以下を選択。

Name      :Summary
Description(※) :Description
Data       :Event Begins

※Notionのカレンダーで追加したプロパティ

※猫を愛でまわす・・・と表示されている文字箇所は、Googleカレンダー接続テストで取得した値が表示されているようです。

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最後に、Googleカレンダーの時と同様に接続テストができます。

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接続が正常に行えたら、”Turn on Zap”をクリックしてWorkflowを有効化します。

スクリーンショット 2021-05-16 15.18.15

動作確認

Googleカレンダーに予定を追加します。猫と遊びます。

スクリーンショット 2021-05-16 15.19.10


Notionのカレンダーを確認すると、予定が登録されています!!
※Zapierの更新間隔が無料プランだと15分間隔なので更新にタイムラグがあります

スクリーンショット 2021-05-16 15.29.43

予定の詳細(Description)も入っていますね。

スクリーンショット 2021-05-16 15.29.20

注意点

Zapierの無料プランは1ヶ月に実行可能なタスクが100回(※)なので、Googleカレンダーへの予定登録が多い人は有料版にしないと足りません。
※Googleカレンダーに予定追加→Notionに予定追加が1ヶ月100回

スクリーンショット 2021-05-17 22.42.18


今回作成したWorkflowは、Googleカレンダーからの予定追加のみ対応しているので、予定削除やNotionからの予定追加・削除は別途Workflowを作成する必要があります。

おわりに

APIが公開されZapierとの連携も可能になったので、Notionの用途が広がりそうです。

皆さんのこんな使い方してます!!
情報あったら教えてください。

記事をお読み頂きありがとうございます!! サポートはレビュー用のアプリ・サービス購入費、記事を書くための諸経費(珈琲代など)に活用させて頂きます!!