奈良-6

奈良にある写真美術館に行ってきた

先週、大阪出張の帰りに奈良に寄ってきました。

ここ数年、年に1回以上は奈良に来ているので身体に街が馴染んできています。

今回1番の目的は、奈良市高畑町にある「入江泰吉記念奈良市写真美術館 」に行って入江泰吉(いりえ たいきち)氏の写真を見ること。

入江泰吉

入江氏は奈良県出身の写真家で、主に大和路(※)の風景や仏像、行事を撮影していました。

※大和路大和路(やまとじ)とは、現在の奈良県域を指す大和への道や域内を通過する道、特に、京都の五条口から伏見・木津を経て大和に至る道を指すことばである。(Wikipedia)

ネットで入江氏の写真に出会ってからずっと気になっていたので、いつか美術館に行ってみたいと思っていました。

近鉄奈良駅から徒歩で向かう

美術館へはバスで行くのが一番早いですが、天気がよかったので徒歩で向かいました。

近鉄奈良駅から徒歩で30分くらいです。

美術館の隣には、十二神将像で有名な新薬師寺があります。

奈良の街は歩いているだけで楽しいので、元気があれば徒歩がおすすめです。

建物からして”奈良”

美術館の建物はまさかの瓦屋根で驚きました。

奈良感が凄い。壁はガラス張りです。

「大和の観音堂」と「TOWN」

入江氏の「大和の観音堂」と市橋織江氏の「TOWN」の展示がやってきました。(展示は4月8日まで)

決して大きくない展示スペースでしたが、1時間以上見ていました。

入江氏の撮る奈良が素晴らしく、何回も繰り返し見て回りました。

入江氏の使っていたカメラも展示されていて、ローライコード、ライカM3など愛用の機材を見ることもできます。

写真集も購入

帰りに美術館内のショップで写真集を購入しました。

「奈良大和路 春夏秋冬」

おそらく、この美術館でのみ購入可能な写真集です。

すでに何回も繰り返し見ています。

一般販売されている写真集もあるので、奈良や神社仏閣が好きな人はぜひ見て下さい。


なかなか写真集を買うまで好きになる写真家はいないんですが、入江氏の作品は撮っている被写体も写真自体も、自分にど真ん中です。


■観覧料金
一般 500円
高校・大学生 200円(高校生のみ土曜日無料)
小・中学生 100円(土曜日無料)

■住所
〒630-8301 奈良市高畑町600-1

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