帰省できない今だからこそ観てほしい映画1選
毎年実家に帰省していますが、今年の年末年始は自宅で迎えることになりました。
同じように自宅で過ごす人も多いと思います。
この記事では、「帰省できない・親に会えない」年末年始に観てほしい映画をご紹介します。
今年見た映画で1番良かった、好きな映画トップ5が更新された。
そんな映画です。
東京物語
小津安二郎監督の代表作「東京物語」
今年やっと観れました。
公開されたのは終戦から8年後の1953年(昭和28年)
子どもに会うために広島尾道から東京へ出てきた老夫婦。
しかし、子どもたちはそれぞれの生活があり、なかなか親の相手ができない・・・。
親を嫌っているわけではなく、仲が悪いわけでもない。
お互いのことは想っている。
どこにでもいる親子、昔も今も。
○本音を言えない
映画の中では、本音を言わない場面が多数ありました。
気を遣ってなのか、めんどくさいからか。
赤の他人にではなく、実の親と子で。
唯一本音で語り合う場面があるんですが、実の親子ではない相手としているのも印象的でした。
○家族の崩壊
小津監督はこの作品で戦後の「家族の崩壊」を描いたんだそうです。
確かに家族の関係は希薄になったかもしれません。
戦後と今ではさらに進んでいるのかも。
○親に会いたくなる
家族の崩壊を描いた本作を観たあとは無性に親に会いたくなりました。
実家に帰っても、地元の友人と遊びに行って親と話をする機会が少なかったなぁ。
次回帰省したときは親とゆっくり話をしてみようと思います。
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